手荷物受取所での搬出が終了したにもかかわらず手荷物が見つからない場合は、直ちにお知らせください。ほとんどの空港では、オンラインでお知らせいただくことをお勧めしていますが、手荷物追跡オフィスでご申告いただくことも可能です。

手荷物の遅延をご報告いただいた後、参照番号（PIR番号、例：ZRHLX12345）が記載された確認書をEメールにてお送りします。お客様による詳細情報がシステムに転送され、参照番号を受け取られるまで、空港でお待ちになることをお勧めします。この確認書は、他のフライト関連書類（特に搭乗券と手荷物引換証）と一緒に保管してください。お客様の手荷物は、できる限り速やかに配送し、お届けいたします。遅延手荷物申告の最新状況は、手荷物追跡ページでいつでもご確認いただけます。

申告書を作成する際には、今後の最新の状況をEメールで直接受信できるように、手荷物追跡最新情報にもご登録ください。手荷物追跡最新情報が届かない場合は、後日、手荷物追跡ページで発信を有効にすることができます。

参照番号（PIR番号、例：ZRHLX12345）から、手荷物の追跡状況をオンラインでご確認いただけます。お客様に手荷物をお届けするには、配送先住所や連絡先に誤りがある場合、または変更が生じた場合は特に、こちらから修正していただくことが重要です。

リンクから必要な情報を入手できない場合、またはお客様の情報を修正できない場合は、連絡先電話番号へご連絡ください。手荷物追跡オフィスでお渡しする、もしくはオンラインで遅延手荷物申告を行った場合は確認Eメールに添付されている、遅延手荷物申告書の確認書に、連絡先情報が記載されています。

旅行シーズン中など、時期によっては配送が遅れる場合がありますが、迅速な対応を心がけておりますので、何卒ご了承ください。

万一、遅延申告から5日以内に手荷物が見つからない場合は、詳細な捜索を開始するために手荷物とその内容物に関する詳細な情報が必要になります。ご提供いただく情報は、所有者不明の手荷物の中からお客様の手荷物を特定し、できるだけ早くお客様にお届けするためのものです。

そのためには、遅延申告から5日後に自動的にアクセス可能になる 手荷物追跡ページの手荷物内容リストにご記入ください。

手荷物の到着が遅れた場合は、洗面用具、着替え用の衣服など、必要なものを購入し、領収書を提出して払い戻しを受けることができます。後で請求を裏付けられるように、領収書はすべて保管してください。手荷物の遅延申告を（空港またはオンラインで）行った後、払い戻し申請フォームを使用して、領収書を添付の上、費用の払い戻しをご請求ください。

重要：

• 宝石類、金銭、医薬品などの貴重品は機内持込手荷物に入れることをお勧めします。
• 手荷物の遅延が発生した場合、代替品の購入にかかる費用は最低限に抑えていただく必要があります（「損害賠償を軽減する義務」）。SWISSによる払い戻しは、定率となります。
• ご帰宅後に購入された代替品の費用についても、払い戻しの検討対象となります。ご搭乗者には、この場合の請求を最小限に抑える義務があることにご留意ください。帰国後の居住地でおそらく緊急代替品とはみなされない品物の払い戻しは、拒否される場合があります。
• 手荷物が復路のフライトで遅延した場合、あるいはお住いの場所に遅延して配送された場合は、衣服や洗面用具の代替品購入の払い戻しは行われません。
  
• 継続的に使用できるもの（衣類など）については50%、衛生用品や使い捨てアイテムについては100%払い戻されます。*

* 米国とカナダについては、現地の法律（US DOTおよびCTA）による例外が適用されます。

手荷物の遅延を申告された場合、ご搭乗後2年以内であれば、代替品購入費用の払戻し請求が可能です。

お客様が遅延手荷物の申告を（空港またはオンラインで）行い、手荷物追跡ページの内容リストに記入し、かつ手荷物が21日を超えて遅延した場合は、手荷物の紛失に対する補償を受けることができます。遅延手荷物の内容リストが記入されると、手荷物システム内の同じまたは類似の内容の手荷物に絞った検索を行います。一致する手荷物が見つかり次第、お客様に直ちに連絡いたします。残念ながら手荷物の所在が不明な場合は、連絡いたしません。このようなケースはごく稀ですが、この場合、手荷物は法的に紛失したとみなされ、SWISSは遅延手荷物申告から21～30日後に補償についてご連絡いたします。

システム上では遅延手荷物申告は有効なまま残り、後日手荷物が見つかった場合は、もちろんお客様にお届けいたします。

手荷物を完全に紛失した場合の補償限度額は、モントリオール条約に基づきます。

重要：

• 宝石類、金銭、医薬品などの貴重品は機内持込手荷物に入れることをお勧めします。
• 機内持込手荷物に責任を負うのは、お客様です。

旅行時の手荷物に関する航空会社の責任範囲は法律により定められています。補償の権利はモントリオール条約に従って付与されます。補償自体はいわゆる特別引出権（SDR）で規定されています。特別引出権（SDR）とは、国際通貨基金（IMF）が創設した人工的な会計単位です。現在のところ、賠償限度額は1,288 SDRで、約1,500ユーロに相当します。この額は為替レートの変動に左右されるため、変更される可能性があります。

モントリオール条約は、以下の条件を満たした場合にのみ適用されます。

この法律は、国内運送だけでなく、加盟国間の国際運送にも適用されます。受託手荷物の場合、航空会社は過失の有無にかかわらず、遅延手荷物に対する責任を負います。この権利は、遅延手荷物申告書および補償金請求書が条約で定められた期限内に提出された場合にのみ適用されます。